- 透かし彫りと絵付が芸術的な、薩摩焼の名窯による白薩摩。
- 薩摩の地で四百年以上李朝伝来の技術を守り、それぞれの代において、独創的な作風を創り上げてきた薩摩焼の名窯、沈家。ご紹介するのは、「焼成という一回の勝負に賭け、丹念に作り込みをしたものこそ、時代を超える」という十五代沈壽官氏の想いが込められた白薩摩の七宝透タンブラーです。貫入のある乳白色の生地に、透かし模様と絵付がバランスよく映え、金彩が全体を引き締めている美しい一品。飾るだけでなく実際に使うことができるので、たとえば年代物のウィスキーをこのタンブラーで味わうのもよいでしょう。「時代は一直線に進んでいるのではなく実は回っているのだと思います。その中央に立って俯瞰してみると、やるべきことがわかる」とも語る十五代。伝統的な透かし彫りや絵付の高度な技術を凝らした美しい白薩摩でありながら、かつ液体が注げる二重構造の斬新さに目を奪われます。「30、50年後も陳腐化しないものを目指している」という十五代の面目躍如たる逸品。ぜひお手元でその魅力をご堪能ください。
サイズ(約) | 最大径8.7cm×高さ9cm |
---|---|
重さ(約) | 250g |
材質 | 陶器 |
仕様 | 桐箱入 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※お支払いは一括代引きをご利用になれません。 ※一点一点手作りのため、サイズ、形、重さが写真・スペックと異なる場合があります。 ※商品の交換・返品はお受けできません。 ※お申込み多数の場合、お届けできない場合やお届けまでにお時間をいただくことがあります。 |

薩摩焼 十五代 沈壽官氏。京都の工業試験所で釉薬などの研鑽後、イタリアの国立美術陶芸学校へ留学。斬新な発想で薩摩焼に新風を吹き込んでいます。

十五代が率いる「沈壽官窯」は、李朝伝来四百年以上の技術を受け継ぐ、薩摩焼の名窯。「沈壽官窯」には歴代の沈壽官の作品が展示されています。