- 〈金谷製靴〉創業50周年記念。人気の柔らかシリーズの原点が当社限定仕様で進化して再誕!
- 「スニーカーのような履き心地、紳士に相応しいスマートな表情。挑んだのは革靴の進化です」
- 試行錯誤の末に生み出した、“柔らか靴”をリモデル。
- 当時のビジネスシューズの革の厚さは約1.8mm。丈夫な反面、硬くて重く、屈曲性も劣りました。そこで着目したのが、衣料品に用いる厚さ約1.5mmの革でした。目指したのは、オン・オフ問わず快適な履き心地。長時間歩く職業の人に試作品を履いてもらうなどして何十回と試作を繰り返し、3年の歳月を経て完成形に辿り着きます。そしてご紹介するのが、その「柔らかシリーズ」の原点、モカシン縫いシューズの進化版です。神戸の整形外科専門医の監修で当時の木型を刷新し、足囲4Eのゆったりした履き心地を追求。甲高の人にもフィットし、指先はのびのび動かせるつくりが魅力です。素材には国内原皮のシボが入った牛革を使用。クッション性を追求した三層構造ソールでふかふかの履き心地に。甲は撥水性、インソールつま先部分は抗菌・防臭効果など機能性も充実。モカシン縫いのギャザーが足を包み込むデザインも魅力。「柔らかシリーズ」の原点にして到達点をぜひこの機会にお試しください。
重さ(約) | 270g(サイズ25cm片方) |
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素材 | 甲=牛革(撥水性有り)、底=合成底 |
仕様 | 足囲:4E |
原産国 | 日本 |
その他 | ※天然皮革を使用しているため、風合い、色合いが写真と異なる場合があります。
※「撥水性」とは水をはじきやすい性質のことです。長い間濡れることや、時間の経過とともに撥水性が弱まります。 |
金谷製靴
日本の靴産業をリードする兵庫県神戸市で、1974年の創業以来、本革・国産にこだわった紳士靴づくりをおこなう〈金谷製靴〉。同社代表で、この道50年余の熟練靴職人でもある金谷昌國氏が手がける「柔らかシリーズ」は、驚くほどの履き心地のよさで好評を博しています。
誕生のきっかけは復旧活動に携わる人の姿にあった。
靴の名産地、神戸で1974年に創業して以来、“小さな工場には夢がある”をテーマにオールレザーにこだわる〈金谷製靴〉。中でも当社で2017年から展開する「柔らかシリーズ」は、「こんな柔らかな履き心地は初めて」「もう他の靴は履けない」と称賛を集め、累計3万5千足の販売実績を誇る人気シリーズです。靴職人歴40年以上の金谷昌國代表は、この「柔らかシリーズ」が誕生した契機は1995年の阪神淡路大震災にあると振り返ります。震災により同社の工場も壊滅的な状況でしたが、それとは別の危機感を被災地の光景に覚えました。「復旧活動を行う人が履いているのはスニーカーでした。瓦礫や泥の中で作業をするのに軽くて動きやすいからです。当時の弊社はビジネスシューズ専門で、独自の商品を開発しないと今後成り立たないのではないかと危惧を抱きました」スニーカーに負けない軽さと柔らかな屈曲性を備えた履き心地のよい革靴。こうして「柔らかシリーズ」の開発がスタートした。
「柔らかシリーズ」の原点、モカシン縫いシューズをリモデル
「柔らかシリーズ」の原点といえる〈金谷製靴〉モカシン縫いシューズ。クラシカルなデザインと国内原皮を使用したソフトな履き心地で好評を博した一足。
シリーズ累計販売数35,000足!(販売期間:2017年4月~2024年9月)
「皆様に〈金谷製靴〉創業50周年の感謝を込めて。機能性と美しさを備えた一足です」
「〈金谷製靴〉が追求してきたのは『いかに履きやすい靴を作るか』。履いたらきっと分かっていただける靴を作り、皆様のご支持を受けてこそ今があります。今回お届けするのは、機能的で美しさと味わいを兼ね備えた一足。これからも初心忘るべからずで、大人が納得できるメイド・イン・ジャパンの靴を作り続けます」
〈金谷製靴〉では最新の設備を整える一方で、神戸や淡路島の職人たちが長年培ってきた技術を発揮。10以上におよぶ靴作りの全ての工程を担う。職人の中には、親子で二代や夫婦で働く人もいるという。