Story of DONQUE
南ドイツの小さな村で出逢った、
愛と自然と家族のエピソード。
南ドイツの小さな村で出逢った、
愛と自然と家族のエピソード。
〈ドゥンクエ〉のニット作りは、ドゥンクエ・ファミリーが酪農をやめて、最後の家畜を売ったお金で一台の編み機を購入したところからスタートしました。
〈ドゥンクエ〉のジャカードニットに欠かせないのは、オリジナリティ溢れる柄と色。柄については、花や植物をモチーフにしたものが多く見受けられます。
「自然豊かな場所に会社があるので、その景色にインスパイアされることが多いですね。色は季節ごとに違った表情を見せるシュヴァーベン山脈からアイデアを得ています。そこに、ミラノやパリなどの展示会で発表されるトレンドカラーを加えてデザインしています」
〈ドゥンクエ〉のニットを身に着けた時に感じる優しさや懐かしさは、南ドイツの自然をデザインに活かし育んできた温かな想いを感じるからかもしれません。
変わらない信念と、
新たな時代を見据える力。
しなやかに変化し続ける〈ドゥンクエ〉は、早くから天然素材を使った「エコ・ファッション」に注目し、オーガニック繊維製品の国際基準である「GOTS」の認証を受けています。認証を受けてからもそれを維持・管理するのは大変な労力が必要ですが、良い素材を使ってものづくりしたいとの信念を持って取り組んでいます。
時代とともにデザインにも変化が表れ、かつては愛らしい草花モチーフのブライトカラーの製品が〈ドゥンクエ〉の顔でしたが、近年ではモード感があってダークな色合いの大人っぽいジャカードがコレクションに加わりました。「環境に配慮した良い素材を使い、社会に貢献するブランドでありたい」と語ってくれた彼らが創っていくジャカードニットが、未来にどのような夢を紡いでいくのかとても楽しみです。