10代のころからファッション業界で活躍を続ける
イネス・ド・ラ・フレサンジュさんがディレクターを務めるブランド
〈INES DE LA FRESSANGE / イネス・ド・ラ・フレサンジュ〉 が、
母娘で楽しめる通販カタログ「et plus / エプリュ」に登場。
イネスさんへインタビューしたブランドのこだわりやファッションへの想いをご紹介するとともに、
イネスさんおすすめのコーディネートも併せてご紹介します。
モデル、ミューズ、マザー…これらの言葉では表現しきれないほどの魅力と経験に溢れた女性、イネス・ド・ラ・フレサンジュ。フレンドリーで社交的、おしゃべりな性格で知られていたイネスは、モデルとして活躍した母の足跡をたどって、10代でモデル業をスタート。活動を始めて間もなく大手メゾンに抜擢され、モデルとしてのキャリアはすぐに確立されました。美しく、フランス人らしい彼女は、1999年フランスのシンボルであるマリアンヌの顔にも選ばれています。イネスは依然としてファッション業界の主要なミューズとして、パリシックを世界中に発信しながら、ボヘミアニズムを大切に、贅沢に時間を楽しむ魅力的なライフスタイルを送っています。
私がターゲットにしているのは自分を魅力的に見せたいと思っている全ての女性たちです。
毎シーズンコレクションをつくるときに考えていることは、女性たちへの解決策を提案するということですね。上品で洗練されていて、カジュアルな服のように着心地がよく、適度にトレンドを取り入れたものをつくりたいと考えています。
私がまだティーンだったころに見ていた映画やミュージシャンなど、70年代の文化やアイコンからインスピレーションを受けることも多いですね。少しロックなテイストのものや、文学の香りがするものも大好きなんです。やりすぎないように気をつける必要はありますけど、いつも相反するテイストを組み合わせるようにしています。
私の願いはお客様たちが毎日自信を持って服選びをするお手伝いをすることです。そして最後には、私の服を通して親友のような存在になれたらと思っています!
もしも仕立ての良い生地でつくられた美しいシルエットの洋服を持っていれば、袖を通すだけで違いを実感し、そんなに多くの服は必要ないんだ!ということが分かると思います。私のつくる服はシンプルですが、シンプルなセーターと仕立ての良いボトムスがあれば、一日中どんなシチュエーションでも素敵に見えるし、気分良く過ごせると伝えたいですね。
例えば、今回セレクトしたスカートをワードローブに入れていただけるのであれば、既にお手持ちのアイテムと合わせて頻繁に着ていただけたら嬉しいです。どんなオケージョンにも合うと思います。
カシミヤのセーターやカーディガンについても同じことで、特別なことをしなくても着るだけで品よく見えると思います。ぜひシルクのスカーフを合わせてお手持ちのデニムとコーディネートしていただきたいです。同じ価格帯のデニムでなくても構いません。充分素敵に見えるはずです!
怖がらずに、どんどんいろんなコーディネートを試してほしいです。上質なアイテムを少しだけワードローブに加えておけば、プチプラのアイテムとも簡単に組み合わせられますし、そうすることで個性ある着こなしになると思います。トライしてみるのは大切なことで、いつも選ぶサイズとは違う大きさのものにもチャレンジしてほしいですね。服に先入観を持たずに、思い切ってチャレンジすることが私からのアドバイスです。