世界中に顧客を持つ日本発のグローバルブランド〈ヤッコマリカルド〉は
1977年、3人の夢多き日本人により創立されました。
ブランドを立ち上げた当初から素材、染色加工の開発に力を注ぎ、
いまやブランドの代名詞ともいえる優美で精緻なピンタック生地もそのこだわりから生み出されました。
芸術的なディテールを融合させ、時代を超えたスタイルを発信し続け、
日本のみならずヨーロッパやアジアでも愛されている魅力に迫ります。
〈ヤッコマリカルド〉は70年代の夢多き時代を共有した3人の仲間、渡邊万里子さん(マリ)、早田泰子さん(ヤッコ)、渡邊勇さん(リカルド)によって創立しました。日本人の体型に合うパターンの研究やテキスタイル開発などのノウハウを得て、3人のニックネームを冠した〈ヤッコマリカルド〉が誕生したのです。ブランドのシンボルにもなった「ピンタック」が完成されたのは80年代のこと。ピンタックによる独自のテキスタイルで一躍注目を集めました。
ピンタックはすべて手作業。一着ずつ定規を用いながら寸分の狂いなく手ミシンで作られるため量産ができません。そこでタイに直営工場をつくり、独自の生産ラインを確保。タイの王朝文化を支える手仕事の伝統や、誠実で熱心な国民性に支えられ芸術的との称賛される精緻なピンタックを見事に表現。繊麗にしてモダンな世界観を創り上げています。