- 剣豪の魂を宿す不動明王像。
- 生涯六十余戦不敗の剣聖・宮本武蔵。その晩年は熊本市内の霊巖洞にて仏教や芸術に深く傾倒したという。兵法を体系化した『五輪書』を著す傍ら、彫刻や水墨画も遺した芸術家の側面も持っています。今回は没後380年を記念し、武蔵の遺作などを多数所蔵する島田美術館公認のもと、最晩年ゆかりの作品を精細に再現した商品をご紹介します。武蔵の遺したわずかな彫刻の中で、唯一の仏像作品が「不動明王立像」です。一般的な不動明王像とは異なり、両手で宝剣を握り八相に構える姿は、二天一流を極めた武蔵本人を思わせます。玉眼入りの形相、巻髪、筋肉の表現に並々ならぬ力量が窺え、不動明王の姿を借り武道精神を示したとも言えます。この名作を、現所有者と美術館双方の協力を得て3Dスキャニングを実施。機械彫りと職人技を融合した「木彫りハイブリッド製法」にて、2分の1サイズで複製、欠損部を精巧に復元しました。色合いは当社限定で気鋭の彩色師、篁千礼氏が忠実に再現。飾るだけで身が引き締まる威厳を放ち、武蔵の分身とも言える気魂を湛えています。
お届け予定 | お届けはお申込みより約4~7週間を要します。 |
---|---|
サイズ(約) | 幅10.3cm×奥行7cm×高さ23.5cm |
重さ(約) | 150g |
材質 | 天然木(桧) |
仕様 | 監修認定書、開眼供養の証書付/桐箱入 |
原産国 | 日本 |
その他 | ※お申込み多数の場合、お届けできない場合やお届けまでにお時間をいただくことがあります。
※商品の交換・返品はお受けできません。 |
サンプル展示案内 | 商品サンプルを、Zekoo銀座店にて6/30(月)~8/3(日)に期間展示しております。 お問合せはこちらをご覧ください。 |

江戸時代初期にかけて活躍し、二天一流兵法を創始した剣豪。京都・吉岡一門や、巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名。水墨画や武具制作にも才を発揮し、兵法書『五輪書』を著したことでも知られています。

彩色師 篁千礼氏。1987年に彩色木彫作家・平野富山氏に入門、後継の平野千里氏に師事し20年余の修業を経て独立。手筆の温もりある作品から芸術性の高いものまで幅広く活動しています。