葦とマニラ麻が爽やかな4重ガーゼ。
古来、簾や葦簀の材料として使われてきた葦。琵琶湖のほとりに群生する葦群の生態系を守り、活用する活動を行っているのが高島市の織物製造会社〈高麻〉の代表、中村正博氏です。中村氏は葦を細かく砕きチップ状にし、マニラ麻の繊維と混ぜて糸にして布を織り、「琵琶の葦布」として商品化を実現。この生地は、さらりとした得も言われぬ感触が魅力で、暑い時季の寝具にも相応しい素材です。そんな「琵琶の葦布」を京都の名門〈ロマンス小杉〉に特別依頼して仕立てたピローパッド。緯糸に葦とマニラ麻で撚った糸を、経糸に綿を使用し4重ガーゼに織り上げました。葦布のさらっとした肌触りはもちろん、琵琶湖の水面を思わせる藍色の濃淡で表現した縞模様も味わい深く、目で見ても清涼感を愉しめます。まるで葦原を渡る風のような爽快感と、軽やかな心地よさを味わっていただけます。
当社限定商品
セット商品
商品番号:427-889-01-01

「琵琶の葦布」4重ガーゼピローパッド/2枚組

6,160(税込)
 
カラー・タイプ
01 藍色
サイズ
在庫状況
在庫あり
数量
サイズ(約) 縦45cm×横65cm
重さ(約) 100g(1枚)
素材 綿85%、分類外繊維(紙)15%
仕様 ゴムバンド付
洗濯方法 洗濯機可
原産国 日本
その他 ※分類外繊維(紙)は葦とマニラ麻を使用しています。

〈高麻〉

滋賀県高島市で、昭和39年に創業した〈高麻〉の代表、中村正博氏。「琵琶の葦布」などの商品開発とともに、琵琶湖の葦原の保全に力を注いでいます。

びわこ高島の葦を守る会

中村氏が会長を務める「びわこ高島の葦を守る会」の方々。地元高島市から琵琶湖へと繋がる浜辺の水と葦の原風景を守り、永年持続できる仕組みの研究・運営に加え、葦刈りなどの保全活動をおこなっています。

琵琶湖のほとりに群生する葦。開発などで葦原がなくなると動物たちの棲み処が奪われ、生態系が崩れることにも繋がります。