凛として愛らしい佇まい。初陣に臨む五月人形。
涼やかな表情と堂々とした立ち姿が、男児の健やかな成長を祈願する端午の節句に相応しい「木目込人形/尚武」。手がけたのは、大正8年に創業し、伝統の技と古典美を受け継ぐ江戸木目込人形の名門、真多呂。同社の代表で伝統工芸士である三代 金林真多呂氏は、現代感覚あふれる作品作りに取り組んでいます。初陣を迎える少年をイメージしたお顔は手描きの眉や目に気品が漂う端正な顔立ち。ふっくらとした頬にあどけなさを残しながらも勇ましく、春に伸びる若木を思わせる緑系の着物がよく似合います。左半身をやや前に出し両腕を下げた立ち姿は、初陣の緊張感と静かな闘志の現れが見てとれます。
細部に至るまで職人技が冴え渡る、正統派の鎧着人形。
細部まで生地を木目込み、大鎧を精緻に再現した本格的なつくりも大きな特徴。兜背面のしころや大袖、草摺りなどは、実際は小札に貫緒を通してゆきますが、こちらは縅の織り柄が配された生地を使うことで表現しています。極力金具を使わずに、硬質な鎧と柔らかな着物の質感の違いまで感じられる仕上がりが見事です。背面も、総角などの意匠まで丹念に配され、どこからでも見栄えする美しい姿となっています。赤を基調に金色をちりばめた色彩が華やかな印象。五月人形らしい勇壮さを備えつつも、親しみやすく優しい雰囲気を纏っているのは木目込人形ならでは。男児の未来を見守るお人形として永く飾っていただきたい逸品です。
当社限定商品 数量限定品
商品番号:670-505-01-01

木目込人形/尚武

236,500(税込)
 
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01 *
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お届け予定 お届けは3月下旬からとなります。
セット内容 鎧武者、鯉のぼり、菖蒲、屏風、飾り台
サイズ(約) 飾り時=幅36cm×奥行22cm×高さ28cm、鎧武者=高さ21cm
重さ(約) 2.1kg(総重量)
材質 人形=桐塑(衣裳はレーヨン)、鯉のぼり=綿、ポリエステル、他、菖蒲=布、和紙、桐塑、飾り台=中質繊維板、カシュー塗装、屏風=中質繊維板、洋金箔
仕様 木製立札付
今回ご用意数 5点
原産国 日本
その他 ※手作りのため、色調、サイズ、重さが写真・スペックと異なる場合があります。
※商品の交換・返品はお受けできません。

真多呂人形
大正8年創業、江戸木目込人形の名門〈真多呂人形〉。木目込人形は、江戸元文年間に京都の上賀茂神社に使える宮大工が神事に用いる細工物の余り木でつくった賀茂人形が始まりです。鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫りを施し、神官の衣裳の端布を木目込んだものでした。現在は桐塑が使われていますが、職人の繊細な技の粋を凝らしたもので、日本を代表する人形芸術のひとつとされています。上賀茂神社から木目込人形の高い技術と古典的な美を受け継いだのが、初代金林真多呂氏。天皇陛下への献上をはじめ、各国首脳への贈り物でも重用され、人形制作の第一人者として賞賛を集めた人物です。その後、二世 金林真多呂氏が上賀茂神社より賀茂人形の正式伝承者として認定。現在は三世が伝統の技術を受け継いでいます。

伝統工芸士、三代 金林真多呂氏。