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LightUp Shopping Club 55th Anniversary
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LightUp Shopping Club

紡いできた物語の先へ。
〈マッセルバラ〉の新たなる挑戦。

連載第5回目は、これまで約半年に渡ってお届けした連載の最終回。
記念すべきフィナーレとして、そして、これからも続く物語として。
当社のマーチャンダイザー北沢が、
この先に見据える〈マッセルバラ〉の未来を語ります。

Speaker

ライトアップショッピングクラブ
merchandiser

北沢 兼視Kenji Kitazawa

1994年入社。2003年にThe Heavy Duty Catalog(現:HD Style)を創刊、以来一貫してメンズ商品の開発に従事。2010年から〈マッセルバラ〉を担当している。

Kenji Kitazawa
vol.05

ダンガリーから繋がる、〈マッセルバラ〉のこれから

「育てる服」から「受け継ぐ道具」へ。10年を見据えた補強の美学。

「お気に入りの服ほど、着る回数が増えて早く傷んでしまう」「デニム系の生地は育つ楽しみがあるが、ピークを過ぎると劣化していく」——服好きなら誰もが一度は経験したことのある、切ない葛藤ではないでしょうか。
実際に、私自身もジーンズやシャンブレーシャツ、帆布のトートバッグや靴などでたくさんの葛藤を経験してきました。
10年以上愛用してきた私物のダンガリーシャツ(下記写真)を一例としてお話しさせていただきます。

経年劣化

インディゴ特有の良い色落ちに育ったものの、日常の動作による摩擦や洗濯の繰り返しで、どうしても襟ぐりや肘の部分が擦り切れてしまいました。そのまま着るには少し限界を感じているので、古布などを使ってボロ風におしゃれに補修して、これからも大切に着続けていくつもりです。
一方で、初めからこの経年変化を想定して設計された服があってもいいのではないか、とも考えました。長く着続ければ服は必ず傷みます。けれど、その変化が長年着込んだ自分へのご褒美になったら嬉しいですし、服としても第二の人生があるのは素敵ですよね。この思いが、今回の新作のきっかけとなりました。

今回登場するのは、〈マッセルバラ〉のアイコンでもある「ブリーチドダンガリーシャツ」のディテールを徹底的に見直し、襟や肘といった擦り切れやすい要所に二重補強を施したタフな一着。「長く着られる服を作るなら、その年月を耐えうる仕様を組み込む」、そして、「長く着込んできた年輪そのものが付加価値になる構造に仕立てる」。それこそが、大人の日常着に対する私たちの究極の願いであり、本連載企画で設定した終着地でした。

もちろん、ただ頑丈にしただけではありません。補強とそのステッチ自体がデザインのアクセントとなる「実用美」が備わっていることを目指しました。インディゴ先染めならではの美しい色落ちを楽しみながら、年月をかけて自分の生き方が染み込んでいくような「人生の相棒」として育てる愉しみをお届けできれば幸いです。

特に劣化しやすい部分を強化した今作を説明するMD北沢

本物を知る大人の美意識を満たす「さりげなさ」。

派手さや過度な装飾はいらない。けれど身に纏ったときにふと漂う、こだわりと洗練の佇まいは欲しい。そんな大人たちの我儘(わがまま)に応えるのが、このシャツの絶妙なニュアンスです。一見するとシンプルなダンガリーシャツ。しかし、丁寧に織り上げられた生地には、奥深い質感と豊かな表情が宿っています。この「主張しすぎない上質さ」こそが、成熟した大人の装いに求められる「さりげなさ」を生み出す原点なのだと感じます。

サングラスやペンをさりげなくさせるペン差し

サングラスや眼鏡を差してもぐらつかないよう、ペン差しを追加。さりげなさと実用性を両立したディテールです。

袖口にさりげなく配置したマッセルバラのロゴ

生地になじむカラーへ変更し、袖口へさりげなく配置した〈マッセルバラ〉アイコンの羊キャディーロゴ。

〈マッセルバラ〉が描く未来

musselburgh

服から始まり、暮らしへ。


この5回の連載を通じて、私たちは生地の歴史、職人の技、そして一過性のトレンドに流されないものづくりの姿勢を追いかけてきました。最後に、これからの〈マッセルバラ〉が目指す未来について、少し話をさせてください。

ダンガリーという定番を深く見つめ直してきた今回の連載。時を経て味わいを増す服とともに生きる、そんな豊かな選択肢をご提示できていれば幸いです。ひとつの連載はここで区切りを迎えますが、私たちのものづくりはこれからも続いていきます。 〈マッセルバラ〉が大切にしているライフスタイルや想いは、決してメンズウェアだけに留まるものではありません。 例えば、大切なパートナーと一緒にこの上質な時間を分かち合えるようなレディスウェアをはじめ、頭から足もとまで、身に纏うことそのものを楽しんでいただけるようなプロダクトまで。 服から始まったこの物語を、これからはお客様の暮らし全般を豊かに彩る『トータルなライフスタイル提案』へとゆるやかに広げていきたいと考えています。まだ詳しくは言えないのですが(笑)、どうぞこれからの〈マッセルバラ〉の展開を楽しみにしていてください。

あなたの毎日に、確かな1枚を。

特別な日のためのドレスウェアではなく、なんでもない日常を少しだけ誇らしく過ごすための服。 手塩にかけて育てられた〈マッセルバラ〉のプロダクトは、作り手から、その想いを繋ぐ多くのスタッフたちの手を経て今日もあなたのもとへと届きます。
使い込むほどに愛着が湧き、気がつけば自分の肌の一部になっている。 そんな「人生の相棒」となる一着を、ぜひお手もとで確かめてみてください。

おすすめコーディネート

当社スタッフによる、〈マッセルバラ〉のコーディネートをご紹介いたします。

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「暑さが残る今の時季から、真冬の重ね着まで。季節と一緒に育てていきたい一着です」

男心をくすぐるインディゴを全身で愉しむ。今回のコーディネートは、単なるワークスタイルに留まらない、大人のための「こなれ感」をテーマにしました。 まだ暑さの残る晩夏から初秋にかけてをイメージし、シャツの袖をロールアップして抜け感を演出。爽やかな大人のセットアップスタイルに仕上げています。

好相性のワークブーツとミリタリーパンツを合わせてみました。秋らしく気温が下がってきたら、これにカバーオールを羽織って。冬にはカウチンセーターを合わせ、季節を跨いだ幅広い着こなしを楽しみたいと思っています。
※素材の特性上、摩擦や汗などで色落ちや色移りする場合があります。

MUSSELBURGH SELECTION

〈マッセルバラ〉のおすすめ商品

マッセルバラロゴ

1987年、南青山に誕生。
スコットランド、エディンバラ郊外の閑静な街、〈MUSSELBURGH/マッセルバラ〉。
そこに流れる穏やかな時間とくつろぎを、日本の日常へ。
控えめで品格のある「アクティブな大人のための
イフスタイルウェア」を提案しています。

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