坂本デニム特集坂本デニム特集


〈坂本デニム〉は1892年(明治25年)創業の日本のデニム染色の草分け的存在で、
広島県福山市に拠点を構える藍染めの老舗。
その〈坂本デニム〉が、江戸時代に町火消や鳶が着ていた
印半纏の濃い藍色を再現した“江戸黒染めデニム”の魅力に迫ります。

“江戸黒染めデニム”の魅力 “江戸黒染めデニム”の魅力

江戸黒とは、江戸時代に町火消しが着ていた印半纏の濃い藍色のこと。自然染料に黒がなかったその昔、藍で何度も繰り返し染めることで「黒に見える濃紺」を作り出していました。この独特の深い色合いに惚れ込んだ〈坂本デニム〉の染色技術により現代に甦ったのです。その独特な色の決め手は染めの技法にあり、原糸をロープ状に束ね、染料に何度も浸しては空気に触れさせることを繰り返すことで染料が空気と結合し生まれる、黒色とも藍色とも異なる奥深い色合いが魅力です。さらに綿にポリウレタンを加えることで、ジーンズ独特のごわつきを軽減しストレッチ性を付加。生地を水洗いすることでより柔らかさを引き出しました。

趣をより深めているのが、鮮やかで粋な江戸の伝統柄です。江戸時代に派手な装いを禁じられた庶民は、隠れた所に趣向を凝らしました。その“裏派手・裏勝り”を思わせる伝統柄を配しているのも人気の秘密です。また従来デニムの染色は薬剤による洗浄が環境負荷をかけるとされていましたが、〈坂本デニム〉は洗浄効果のある電解水を使用することで地球環境にも配慮しています。

商品一覧


坂本デニム商品一覧はこちら